正多角形の導入の授業をしました。流れはしましたが、山場が上手に作れなかった授業でした。
正多角形とそうでない図形(辺の長さは等しいが角の大きさが違う。またはその逆。線対称、点対称などきれいに見える図形)をいくつか提示し、くじを引かせました。このくじは、正多角形が当たりのくじです。当たりの形はどんな形かなと考えることを通して、正多角形とはどんな形なのかを考えることを想定しています。
反省したのは、すぐに見分けることができた子と、悩む子が一気に差が開いたことです。図形を一気に見せてしまったことで、分かる子はすぐに正多角形の特徴をノートに書いていました。
もし、図形を出すのを少しにしていたら、一気に差が開くことはなかったでしょう。悩んでいた子も、見る図形が限られることで、何に注目したら良いかが分かるでしょう。また、上位の子も、与えられた条件が少ないので、迷いが生まれるでしょう。そういった迷いを共有することで、みんなで学びを進めることができたと思います。もしかしたら、「こんな図形があったら…」と、自分で図形を作る子が出てくるかもしれません。
教材の出し方1つでもまだまだ工夫できるなと反省しました。